東西に長いシンプルな長方形の建物。単純な切り妻屋根としています。
その建物は北側の道路からの視線を受け止め、また住まわれる方の生活を受け止めます。
単純な形/平面計画は柔軟性があり、多様な生活形態に対応可能です。
素材もシンプルな物。コンクリート打ち放し、合板表しなど「そのまま」の素材を多く採用しています。
緩やかな南傾斜の敷地のため玄関は2階に。
玄関から入るLDKは東西方向にテラスを持ちます。
東側はポーチ兼用、屋根のある広いテラスとして室内と一体的に利用できます。
西側は空と一体となったテラス。ガーデニング等も可能です。
1階も全ての部屋は南面します。
「住む人が自分の家を作っていく。」ことが目標です。
Profile:
1964年 東京都生まれ
1986年 千葉大学工学部 建築工学科卒業
1993年 プランプラン設立
外観 (1)
外観 (2)
LDKを見渡せる使いやすいキッチン
フォールディング式の掃き出し窓でより解放感を感じられます
西側は玄関ポーチ兼用、屋根付のテラスとしても使えます
庭に降りる為の外階段は現代的なデザインに
東側はお洗濯物を干しやすい広めのバルコニーに
片引き式の大型門扉を採用しました
枕木を使用したカースペースです
梁等、小屋裏素材を出す事により、素材の暖かさを実感できるようにしました
オシャレな階段は蹴込板を廃し、風通しを良くしました
テレビ付のユニットバスです
手入れのしやすい一体形成型の洗面台です
寝室への通路と一体となったウォークインクローゼットです
打ち放しのコンクリートをそのまま内装のアクセントに (1)
打ち放しのコンクリートをそのまま内装のアクセントに (2)
打ち放しのコンクリートをそのまま内装のアクセントに (3)
外観玄関側パース
外観庭側パース
内観パース (1)
内観パース (2)
平面イラスト
一つの敷地内に二つの建物があり、渡り廊下で繋がっています。
それゆえ、各居室は完全に独立した状態を保つ事ができます。
「個」を大事にするスマートな家族関係でありたい方の為の住宅です。
4棟の集まる敷地の中央に中庭広場として4間四方の空間を設けます。
パティオに面して各棟の2間角の塔で囲まれ、程よい閉鎖感が住人達のプライベートな半共有空間としてお隣どうしのコミュニケーションを豊かにします。
方位に合わせた配置に、高さの異なるボリュームの建物を置く事で、時間の経過とともに変化する日差しと風の通りを感じる事が出来ます。
建築家
政本邦彦氏監修
Profile:
1959年 東京都に生れる
1984年 明治大学大学院
修士課程 卒業
1984年 水沢工務店入社
1992年 デザインプロダクツ設立
1993年 ギルド・デザイン設立
2001年~ ギルド・デザイン
代表取締役
4棟の集まる敷地の中央に中庭広場として4間四方の空間を設けます。
パティオに面して各棟の2間角の塔で囲まれ、程よい閉鎖感が住人達のプライベートな半共有空間としてお隣どうしのコミュニケーションを豊かにします。
方位に合わせた配置に、高さの異なるボリュームの建物を置く事で、時間の経過とともに変化する日差しと風の通りを感じる事が出来ます。
パティオを中心に各棟が東西南北に配置している事から、各棟に呼称を付けました。各棟は分節化された角質をホールで繋いでいます。基本的に3LDLですが、塔の1階居室は趣味の部屋や教室などの利用が適しているかもしれません。その意味では分棟のイメージに近いですが中央ホールから、玄関、階段、各室、バルコニーへと動線も機能的に無駄がなく、生活する人に優しいものとなっています。
最もコンパクトな27坪の家ですが、1,2階共に開放的で明るい住まいです。角度を振って敷地の対角を感じられる事でより広く感じられる事と、隣家の視線を避けています。
向かい合う2室の間にテラス・バルコニーを設ける事で家全体、各室の存在を感じる事が出来、また3角スペースに飾り棚を設ける等、遊びとゆとりのある建物です。
1階にリビングと浴室水回りをまとめています。東面にテラスを設け西の家の視線を気にする事なく広く、明るく生活出来ます。2階主寝室にも大きなクローゼットで余裕があります。
北西に位置しますが、南向きに開いています。2階にLDKを設けオープンで変化とゆとりのある住まいです。
各棟の屋外デッキテラスは、互いのプライバシーを守るべくそれぞれの「隙間」に展開しています。共有スペースの外部空間とプライベートなテラス空間を建物の配置で区分する事で生活の幅も広がります。各棟28坪程の住まいですが、実感としてとても広く感じられる筈です。共棲する事の楽しさと静かに暮らす癒しとを同時に求める事が出来る住宅とも言えます。